【全豪OP】錦織3年連続8強入りならず 復活フェデラーに屈す

2017年01月22日 20時56分

フェデラー(右)に敗れた錦織(ロイター)

【オーストラリア・メルボルン22日発】テニスの全豪オープン男子シングルス4回戦で、世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は同17位ロジャー・フェデラー(35=スイス)に7―6(7―4)、4―6、1―6、6―4、3―6とフルセットの末に逆転負けし、3年連続のベスト8進出はならなかった。

 過去の戦績は錦織の2勝4敗。昨年は対戦がなく、グランドスラムでの対戦は初めてだ。フェデラーは左ヒザの負傷で半年間離脱し、今月初めに復帰したばかり。3回戦では同10位トマーシュ・ベルディハ(31=チェコ)に完勝し、復活をアピールしている。

 第1セット、錦織は第1、第3ゲームを連続ブレークする最高の立ち上がりを見せる。ネットに出始めたフェデラーに2ゲームをブレークバックされたものの、タイブレークを制し、試合の主導権を握る。

 第2セット、錦織は第1サーブの確率が落ちた第7ゲームを狙われる。ブレークを許して、試合を振り出しに戻された。

 第3セットはフェデラーの攻撃力の前に防戦一方。第3、第5ゲームのサービスを破られ、表情はいちだんと険しくなる。足を叩いた錦織だが、踏ん張りが利かず、ミスが増える。ボールを追うことをやめる場面もあった。第7ゲームもあっさりとブレークされ、なすすべがない。

 巻き返しを狙った第4セットも苦しい時間が続く。フェデラーは第1ゲーム、3本のエースを奪取。一方、錦織は第2ゲーム、ダブルフォールト後にラケットをコートに叩きつけ、イラ立ちを募らせる。第4ゲームは7度のデュースをしのいでキープ。綱渡りの状態を脱すると、続く第5ゲームをブレークし、意地を見せた。

 なんとか追いついたが、錦織の肉体は悲鳴を上げる。腰のマッサージを受けて臨んだ最終セットは、3ゲームを連取される。メディカルタイムアウトを取り、今度は左脇腹とでん部の治療を受けた。それでも、流れは変わらない。フェデラーに24本のエースを叩き込まれ、3時間23分でジ・エンド。史上最多17度のグランドスラム優勝を誇るフェデラーの壁は厚かった。

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