【ATPツアー・ファイナル】錦織 3時間20分の激闘の末に世界1位マリーに惜敗

2016年11月17日 02時47分

【英国・ロンドン16日(日本時間17日)発】男子テニスの今季最終戦「ATPツアー・ファイナル」第4日、1次リーグA組で世界ランキング5位の錦織圭(26=日清食品)は同1位のアンディ・マリー(29=スコットランド)に7—6、4—6、4—6で敗れた。

 初戦で錦織は同3位のスタン・バブリンカ(31=スイス)を、マリーは同7位のマリン・チリッチ(28=クロアチア)をそれぞれ圧倒し、白星発進。今大会でコンディションの良さが目立つ2人の対戦成績は、錦織が2勝7敗と大きく負け越している。

 8月のリオデジャネイロ五輪準決勝でも完敗を喫したが、直近の対戦となる9月の全米オープン準々決勝ではフルセットの末に勝利。決して勝てない相手ではない。また、初めてマリーに勝ったのは、2年前のツアー・ファイナルだ。

 勝てば4強入りに大きく前進する大一番。錦織は第1セットでマリーと互角以上に渡り合った。互いにサービスゲームを譲らず、タイブレークに突入。6—3から驚異的な粘りに遭って反撃されるが、最後は錦織が再び盛り返して11—9で制し、1時間25分に及んだ第1セットを先取した。

 第2セット、錦織は第1ゲームでブレークを許すが、ゲームカウント3—4で迎えた第8ゲームでブレークに成功。しかし、第9、第10ゲームと連取され、4—6で落とした。

 運命の第3セット、互いにサービスゲームをキープして迎えた第3ゲーム、疲労のせいか、ややミスが目立ち始めた錦織は先にブレークを許してしまう。ここから集中力も途切れてしまったかのように、持ち前の粘りも見られず、ゲームカウント1—5と追い詰められてしまう。

 それでも第7ゲームをキープすると、第8ゲームでブレークに成功。第9ゲームもしっかりとキープし、ゲームカウント4—5まで戻して意地を見せたが、反撃もここまで。3時間20分の激闘の末に力尽き、1勝1敗となった。

 1次リーグは4人ずつ2組に分かれて総当たりで争われ、各組上位2人が準決勝に進出する。

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