【東レ・パンパシフィックOP】大坂なおみ「史上2人目の快挙」に手応え

2016年09月19日 14時00分

 女子テニスの世界ランキング69位の大坂なおみ(18)が東レ・パンパシフィック・オープン(19日開幕、東京・有明テニスの森公園)で史上2人目の日本人制覇を狙う。

 ハイチ出身の米国人の父を持つ大坂は男子顔負けの200キロ超えサーブを武器に、全米オープンで大暴れ。3回戦で第8シードのマディソン・キーズ(21=米国)とフルセットの激闘を繰り広げ、あと一歩のところで金星を逃した。しかし、この結果を受けて世界ランクは81位から自己最高の69位まで上昇。同35位の土居美咲(25=ミキハウス)に続く日本人2番手に躍り出た。

 とはいえ、潜在能力はこんなものではない。「ライジング王」こと日本テニス協会の倉光哲理事(72)が「将来は間違いなくトップ10入りする」と目を細めるように、多くの関係者が成功を確約するほどだ。現時点では粗削りなものの、一つ歯車がかみ合えば、一気に頂点を奪う可能性を秘めているというわけだ。

 大坂を知る関係者は「昔はサーブはダブルフォールトの山だったし、ストロークは3本しか続かなかった。3本目でホームラン。そのぐらい不安定だった。ただ、今はちょっと回転を与えてサーブも抑えてコントロールしている。ストロークもそう。抑えても、もともとのスピードがあるから速い」と進化に驚くばかりで、さらなる躍進に期待を込めた。

 今大会の日本人の優勝者は1995年の伊達公子(現クルム伊達公子=45)のみ。18日まで行われたジャパン女子オープンは2回戦で敗退したが歴史に名を刻むため、大坂の新たな挑戦が始まる。

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