【ウィンブルドン】錦織 2年ぶり3回戦進出も気になる左ワキ腹の回復具合

2016年07月01日 12時05分

格下相手に逆転勝利の錦織(ロイター)

【英国・ロンドン30日発】テニスのウィンブルドン選手権男子シングルス2回戦で世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)は同547位ジュリアン・ベネトー(34=フランス)を4―6、6―4、6―4、6―2の逆転で下し、2年ぶりの3回戦進出を決めた。

 左ワキ腹に爆弾を抱える錦織にとって、試合が降雨により前日からこの日に順延されたことは幸運だった。第1セットを落としても粘り強く食い下がり、気持ちは切れない。第2セット第7ゲーム、ベネトーにおきて破りの“逆エアK”を決められたが、ブレークに成功。後半になるにつれ、本来のテニスを取り戻し、最後は鮮やかなバックハンドウイナーで勝負を決めた。

 笑顔は最後まで見られなかったが、不調でも勝てたことは自信につながっている。「(ワキ腹は)そんなに悪くはなかった。2日間休めたことはラッキーだった。回復できることはすべてやっている」

 次戦は同42位アンドレイ・クズネツォフ(25=ロシア)と対戦。全仏オープンでは錦織がストレートで勝利しており、対策もしやすい。“恵みの雨”を味方につけた錦織が加速を始めた。

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