【米国・ワシントンDC4日(日本時間5日)発】1か月ぶりの実戦となった世界ランク5位で第2シードの錦織圭(25=日清食品)は、男子シングルス2回戦で同95位のジェームズ・ダックワース(豪州)と対戦し、6―7(8―10)、6―1、6―4で逆転勝ちした。

 ウィンブルドン選手権男子シングルス2回戦を前に棄権(左ふくらはぎの故障)して以来、約1か月ぶりの大会出場となった錦織。復帰戦は現地時間4日午後7時30分以降開始予定だったが、前の試合が雨で中断するなどして大幅に遅れ、試合が始まったのが午後10時10分過ぎ。しかも、第1セットはタイブレークまでもつれた末に落とすという大苦戦の出足を強いられた。

 しかし、第2セットからは世界ランク5位の実力を存分に発揮。日付が変わったこのセットを6―1で奪い返すと、第3セットも6―4で取り、3回戦へ進出した。