錦織 全英オープンは“死の山”に

2015年06月27日 11時00分

【英国ウィンブルドン26日発】テニスの4大大会最高峰、ウィンブルドン選手権(29日開幕)男子シングルスの組み合わせが発表され、世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)が“死の山”に入った。


 クレー(赤土)コートで行われた全仏オープンは恵まれた組み合わせとなったが、ウィンブルドンは全く逆。順当にいけば、準々決勝で第1シードの同1位ノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)と対戦する。前年覇者で最強の相手を突破しない限り、4大大会初制覇への道は断たれる。さらに、1995年の松岡修造以来となる日本男子20年ぶりのベスト8進出がかかる4回戦も大きな山だ。


 同9位マリン・チリッチ(26=クロアチア)対同17位ジョン・イスナー(30=米国)の勝者との対戦が予想される。いずれも錦織が苦手とするビッグサーバーで、チリッチには昨年の全米オープン決勝で完敗。イスナーには4月のマイアミ・オープンでなす術なくストレート負けを喫した。芝ではビッグサーバーの持ち味がより発揮されるだけに、左ふくらはぎを負傷した“手負い”の錦織にとっては、どちらが来ても手ごわい相手となりそうだ。


 1回戦で対戦する同56位シモーネ・ボレリ(29=イタリア)も、昨年3回戦でフルセットの死闘の末に辛勝した相手で、初戦から気の抜けない戦いの連続となる。