電撃引退を表明したテニス女子世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)へ、ゴルフ界からラブコールが送られている。 

 世界の頂点に立ちながら、突如引退を表明したバーティ。今後については明言を避けているが、オーストラリアや欧米メディアで注目を集めているのがゴルフ転向だ。

 運動神経抜群の女王は、2014年に一時引退しクリケットに転向。プロチームで活躍した。ゴルフの腕前も確かで、オーストラリア「ニュース・ドットコム」によると、2020年に、エキシビションイベントでゴルフを披露。あのタイガー・ウッズ(米国)が「素晴らしいスイング。冗談でしょ?」と驚きの声をあげたという。

 バーティの才能はゴルフ界でも広く知れ渡っている。引退を発表した際のインスタグラムには、女子プロゴルファーのネリー・コルダ(米国)が「リンクスを打つ時だ!」とゴルフ場の絵文字付きでお誘い。男子のジャスティン・トーマス(米国)も、「もっと(ゴルフの絵文字)の時が来た」と、ゴルフ界進出を呼びかけた。

 25歳とスポーツ界でまだまだ活躍できる年齢のバーティ。今後の動向に注目だ。