17日放送のTBS系「ひるおび!」ではテニスの全豪オープン出場に意欲を見せていたノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)がビザを取り消され、国外退去となった話題を取り上げた。
新型コロナウイルスのワクチンを接種していないジョコビッチは大会を運営しているビクトリア州政府より接種免除を認められ、オーストラリアに入国。しかしその後、入国審査に虚偽の申告があったことが判明。豪州移民相はビザ取り消しを決定。豪連邦裁判所は16日、ジョコビッチの不服申し立てを却下し、全豪オープン出場ができなくなり、国外退去が決まった。
元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子氏は今回、ジョコビッチが出した「非常に失望している」という声明に着目し「この状況の中で開催のために努力したオーストラリアの人に対するコメントがないのはどうなのか」と指摘。さらに「テニスプレーヤーにはオンコートとオフコートの人格があると言われる。ジョコビッチ選手はテニスに対しては誰よりも厳しいが、オフコートの人格はちょっと…」とコート外のジョコビッチの行動に疑問の声をあげた。