錦織メキシコOP4強入り 2戦連続V見えた

2015年02月27日 11時09分

【メキシコ・アカプルコ26日(日本時間27日)発】テニスのメキシコ・オープン男子シングルス、わずか59分という“省エネ戦”でベスト8に進出した世界ランキング5位で第1シードの錦織圭(25=日清食品)は、準々決勝で世界33位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(26=ウクライナ)と対戦。6―4、6―4のストレートで勝利し、ベスト4進出を決めた。3連覇したメンフィス・オープン(米テネシー州)に続く出場2大会連続優勝に大きく近づいた。

 

 

 今大会は通常のツアーよりも日程が1日短縮されたため決勝まで勝ち進めば5日連続の試合となる。そんななか、25日(同26日)の2回戦で盧彦勲(31=台湾)をわずか59分で下し、体力を温存した錦織は休養十分で第1セットに臨んだ。


 第1ゲームで錦織はドルゴポロフのサービスゲームをデュースの末にブレークする好スタート。すると、第2ゲームはわずか3分で連取した。この日は、ラインギリギリの深いストロークとネット際に落とすドロップショットを駆使し、相手を翻弄した。


 対戦相手のドルゴポロフとはジュニア時代からの友人で、1月のブリスベン国際(オーストラリア)ではダブルスでペアを組み準優勝した。対戦成績は2戦2勝で相性はいい。また錦織は、これまで第1シードで臨んだ大会は不敗。現在14連勝中とデータ上では負ける要素は見当たらない。


 第8ゲームでブレークを許し、4―4とされるが、第9ゲームでは再び前後の揺さぶりでポイントを重ねブレーク返しでリード。そのまま第10ゲームを奪い、第1セットを制した。同セットのファーストサーブの成功率は64%とやや安定感を欠いたが、それでも押し切る強さを見せた。


 第2セットも一進一退の攻防の末、6―4で勝利。準決勝進出を決めた。現在、世界ランク3位のアンディ・マリー(27=英国)が同時期に開催中のドバイ・オープン(UAE)準々決勝で敗退したため、錦織は今大会で決勝進出を勝ち取れば、3月2日発表のランキングで自己最高の世界4位に浮上する。