【メキシコ・アカプルコ24日(日本時間25日)発】テニスのメキシコオープン男子シングルス1回戦で世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)は同92位のアレハンドロ・ゴンサレス(26=コロンビア)と対戦した。

 第1シードの錦織は第1セットの第3ゲームでブレークに成功すると、徐々にペースをつかみ6―3で奪った。第2セットも5―4とリードし、勝利まであと1ポイントに迫りながらも第10ゲームを落としてしまう。だが、その後は2ゲームを連取し7―5とし、ストレートで初戦を突破。ツアー通算200勝目を手にした。2回戦では盧彦勲(31=台湾)と対戦する。

 今大会は、気温30度を超える猛暑、海からの強風に加え、球足が遅く弾みも大きいコートなどの問題が指摘されていた。気温について、大会前に「大丈夫じゃないですよ」(錦織)と話していたほど。だが苦難も克服。初戦を制して出場2大会連続Vに向け好発進した。