錦織 異変!ラケットが合わない

2015年02月13日 16時00分

【米テネシー州メンフィス発】男子テニスの世界ランキング5位・錦織圭(25=日清食品)が不安を抱えたまま、13日(日本時間14日)のメンフィス・オープン準々決勝に臨む。

 

 初戦の2回戦で同165位ライアン・ハリソン(22=米国)に3―6、6―3、6―4で逆転勝ちした錦織は「ラケットの調整が最後まで合わず、その中でよく勝ったという感じ」。ファーストサーブの確率は52%にとどまった。今年から新ラケットを使用。サーブのスピードが200キロを超えるなど威力を発揮しているものの、全豪オープンでも第1サーブに苦戦する場面が目立った。ラケットメーカーの「ウイルソン」関係者は「彼の(体の)一部になっていると思う。適応力もある」と話しているだけに、2大会続けての“異変”の原因は謎だ。

 

 初制覇を狙う4大大会では長丁場の戦いを見据え、ランク下位の選手を確実にストレートで下すことが条件となる。サーブの精度は大事な要素で「次からはもっとレベルアップをしないといけない」と錦織も危機感を漂わせた。

 

 次戦の相手は同156位オースティン・クライチェク(24=米国)。ハリソン同様、ジュニア時代にしのぎを削ったライバルで「友達とプレーをするのは大変だけど、興味深い戦いになる」と錦織も楽しみにしている。旧友との連戦で、本来の姿を取り戻すことができるか。自身ツアー初の同一大会3連覇へのカギを握りそうだ。