【米テネシー州メンフィス11日(日本時間12日)発】メンフィス・オープンに臨んだ第1シードで世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)は初戦となった男子シングルス2回戦でライアン・ハリソン(22=米国)を2-1で下し、準決勝に進んだ。

 世界165位を相手に第1セットを落とすなどまさかの苦戦だった。「ラケットの調整が最後まで合わず、その中でよく勝ったという感じ。第2セットからは前に出てポイントも取れて、少しずつ修正できた」と話し、逆転での勝利に大会3連覇へ向けた手応えをつかんだようだ。

 13日の準々決勝では世界156位のオースティン・クライチェク(24=米国)と対戦する。