【全豪オープン】錦織 格下に大苦戦も逆転勝ちで3回戦進出

2015年01月22日 12時34分

【オーストラリア・メルボルン22日発】テニスの全豪オープン男子シングルス2回戦で世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)は、同86位のイワン・ドディグ(30=クロアチア)に4-6、7-5、6-2、7-6で逆転勝ちし、3回戦進出を決めた。
 苦しい戦いだった。第1セット、錦織は第3、第5ゲームを立て続けにブレークされる。セカンドサーブを狙われ、ポイントを取りにいくショットで凡ミスが目立ち、緩急をつけた攻撃は鳴りを潜めた。

 2セットを取り返し、迎えた第4セット、錦織は第3ゲームをブレークされ、またもドディグに先行を許す。しかし、4-5と追い詰められた第10ゲームでブレークバックに成功。タイブレークに持ち込むと初戦同様、無類の強さを発揮する。相手に1ポイントも与えず、7-0で制し、2時間47分の激闘に終止符を打った。

「簡単ではなかった。相手はいいプレーをしたし、攻撃的だった。もう少しでファイナル(セット)に入りそうだったけど、勝ててよかった」

 試合中は硬い表情だった錦織も勝利インタビューでようやく安堵の笑みをのぞかせる。この日も何度も「錦織コール」が沸き起こり、会場全体がアジアのヒーロー・錦織を後押しした。

「まるで日本にいるような気分。日本人だけじゃなく、多くの人が応援してくれている。またいい結果を残したい」

 錦織は手を振って歓声に応え、大目標の4大大会初制覇に狙いを定めた。