【ニューヨーク31日(日本時間1日)発】テニスの全米オープン男子シングルス1回戦で世界ランキング56位の錦織圭(31=日清食品)は同113位のサルバトーレ・カルゾ(イタリア)を6―1、6―1、5―7、6―3で下し、2回戦に進んだ。

 第1セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、その勢いのまま4ゲームを連取し、相手を圧倒。第2セットも立ち上がりから3ゲームを奪取するなど、危なげなく連取した。第3セットを落としたものの、第4セットは一進一退の攻防でお互いにキープできない中、錦織は第7ゲームから3ゲームを奪って初戦突破を果たした。

 錦織はナショナルバンク・オープン2回戦を右肩痛で棄権しているが「100%まで治ったかと言われると分からないが、今日は問題なかった」と説明。2回戦ではシティ・オープン準決勝で敗れたマッケンジー・マクドナルド(米国)と対戦する。