男子テニス年間最終戦のATPツアー・ファイナル(ロンドン)でベスト4入りを果たした錦織圭(24=日清食品)が18日、都内の日本記者クラブで会見し、“プロポーズ”されたエピソードも披露した。

 1996年のウィンブルドン選手権準決勝で、シュテフィ・グラフ(45=ドイツ)に対し、試合中「シュテフィ、結婚してくれ~」というヤジが飛んだところ、グラフが「あなたいくら持っているの?」と返し、爆笑を誘ったことがあった。「実は同じことを聞かれたことがあるんです。でもその時は余裕がなくてスルーしちゃって。うまく返せるようになりたいですね」と笑いを誘った。

 また、結婚願望について聞かれると「まだあまり考えていない。いつかはしたい。自分もいつか支えとなる人を見つけて一緒に回りたい」と告白。「支えてくれる人は?」との問いには「たくさんいますよ。コーチや家族」と切り返し、ケムに巻いていた。