早くも引退後の“錦織コーチ争奪戦”が勃発

2014年11月20日 07時15分

KEIフィーバーは引退後も続く!?

 男子テニス年間最終戦のATPツアー・ファイナル(ロンドン)でベスト4入りを果たし、世界ランクも5位にまで上昇した錦織圭(24=日清食品)に、早くも引退後の“錦織コーチ争奪戦”が予想されている。

 

 錦織は「充実した1年だった。来年もこの調子でトレーニングをして、今年以上の結果を残したい」と満足そうな表情を見せた。日本に興奮と感動を呼んだ今季の大躍進。その理由にマイケル・チャン・コーチ(42)の指導を挙げた。

 

「新しいコーチがついて、自分のテニスが変わった。思った以上に自分が攻められるボールが増えた」。全米オープン準決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)と戦う前日には、同コーチに1日5回「自分を信じろ」と言われ、大金星につなげた。「メンタル面でも助けてもらっている。テニス以外にも支えになっている」。心身ともにチャン・コーチの効果を感じた1年だったようだ。

 

 今年の活躍は来季だけではなく、その先の「引退後」にも大きな注目を集める結果となった。会見で指導者の道について問われると「自分のキャリアが終わってみないと分からないが、コーチはしてみたいと思う」と願望だけでとどめたが、実際に“錦織コーチ争奪戦”が始まるのは時間の問題だという。

 

「まだまだ先だが、引退したら錦織にコーチをしてほしいという声が殺到するでしょう。特にアジア諸国。錦織はアジア人の勝ち方を知っていますから、子供からプロまで教わりたいと思うだろう」(ATPツアーに詳しい関係者)

 

 178センチ、70キロの錦織は決して体格的に恵まれているとは言い難い。それでも結果を残し、テニス界では特別な存在になった。アジア系米国人のチャン・コーチに指導を受ける錦織のように「錦織先生に教わりたい」「ぜひとも錦織をわが国に」といった声が出てくるのは自然の流れだ。

 

 来季以降の目標について「グランドスラムで優勝できるところにいると思うので、来年は優勝目指して頑張りたい。世界ランク1位は5年以内になりたい」と言い切った。さらなる活躍で、アジアはもちろん、世界中の子供たちのハートをグッとつかみそうだ。

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