フェデラー貫録のストレート勝ち

2014年11月10日 20時00分

 錦織の快挙から4時間後に始まったB組のもう1試合は、世界ランキング2位のフェデラーが同8位のミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)を6―1、7―6のストレートで下した。


 第1セットの第2ゲームでブレークに成功。3ゲーム連取で優位に試合を進め第1セットを圧倒。第2セットはラオニッチの粘りに苦戦し、タイブレークまでもつれ込むも、最後は7ポイント連取で突き放した。わずか1時間28分での勝利だった。


 錦織はフェデラーと第2戦(日本時間11日午後11時)で対戦する。フェデラーは元世界ランキング1位で、過去5人しかいない「キャリア・グランドスラム」(四大大会全制覇)を達成している実力者。今大会も過去6度制覇。英国での試合を得意とし、ウィンブルドン選手権は2003年から5連覇を含め通算7度の優勝を果たしている。


 対戦成績は2勝2敗の五分で錦織にとっては決して苦手な相手ではない。11年のスイス・インドア決勝では敗れたが、13年5月のマドリード・オープン(スペイン)3回戦では初勝利。今年3月のソニー・オープン(米国)準々決勝でも逆転勝ち。6月のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ)では、相手得意の芝コートで敗れているが、現在の勢いでは錦織の方が上だ。