錦織出場「ツアー・ファイナル」の超豪華全貌

2014年11月04日 07時30分

 エア・ケイ”こと男子テニスの錦織圭(24=日清食品)が、年間成績などによる上位8人が出場できる今季最終戦のツアー・ファイナル(9~16日、英国・ロンドン)出場を決めた。日本人としてはもちろん、アジア人初の快挙。2014年の年間王者を決める超ビッグイベントは、賞金総額600万ドル(約6億7000万円)に加えて“超セレブ”な好待遇が用意されているという。

 

 マスターズ・パリ大会に出場した錦織は、1日(日本時間2日)の男子シングルス準決勝でノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)に2―6、3―6で敗れ、決勝進出はならなかった。それでも、ベスト4進出でツアー・ファイナル出場が確定。錦織は「今週は多くのことを学んだ。ツアー・ファイナルは楽しみたい」と抱負を述べた。

 

 わずか8人しか出場できない“選ばれし者”だけの舞台。日本テニス協会の八田修孝広報委員長は「(主催する)ATPツアーは、長いシーズンを勝ち抜いてきた出場8選手をとてもリスペクトして迎えます」と話す。通常のツアーよりも大会賞金は高額で待遇面でも最大級のもてなしを受けるという。

 

 優勝賞金は207万5000ドル(約2億3200万円)で、出場するだけでも15万5000ドル(約1736万円)を受け取れる。また、宿泊施設はもちろん超高級ホテルで、毎回の食事も豪華メニューが準備される。出場する選手8人には高級ブランドのオーダーメードスーツが仕立てられ、会場や練習場、宿舎などの移動も専用車を配備。大会期間中は自由に使用できるなど、まさに至れり尽くせりだ。

 

 さらに驚くべきは、補欠選手への待遇だ。今大会は、選手8人を2組に分けて、4人が総当たりで対戦し、各組上位2人が決勝トーナメントに進むというシステム。8人が出場しなければ大会自体が成り立たないため主催者側は、棄権選手が出た場合に備えて、出場権をあと一歩で逃した9位の選手を補欠として招集。キャンセル選手が出ずに、出場機会がなかった場合でも“待機料”として8万5000ドル(約952万円)が支払われる。なんともゴージャスな大会なのだ。

 

 出場すること自体が栄誉ともいえるツアー・ファイナル。14年の世界ナンバーワンを決める大会で、錦織は快進撃を見せられるか。

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