テニスの全米オープンで日本人として96年ぶりの準決勝進出を果たした錦織圭(24=日清食品)は6日(日本時間7日)に第1シードのノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)と対戦する。日本中の注目が集まるが、テニスの四大大会で自身初のベスト4に進んだ錦織とはどういう人物なのか。

【経歴】5歳からテニスに取り組み、数々のジュニアタイトルを獲得。小学生時代はサッカーにも取り組んだ。13歳で渡米し、名門IMGテニスアカデミーに入った。

【チーム】各種報道によると、錦織には14人のスタッフがつく。マイケル・チャンコーチら技術スタッフ4人をはじめフィジカル、メンタル、メディカル、メディア対応、ヨガ、生活指導が各1人。代理人は4人。

【人脈】同郷の先輩には俳優の佐野史郎(59)、小学校の後輩にはプロ野球・ソフトバンクの白根尚貴(21)。また母方の親戚に俳優の渡哲也(72)、渡瀬恒彦(70)の兄弟がいるという。

【スポンサー】所属の日清食品、ウエア契約のユニクロ、ラケットのウィルソン、シューズのアディダスほか、森永製菓、タグ・ホイヤー、デルタ航空、ジャックスなど。

【収入】今大会の優勝賞金は300万ドル(約3億円)で賞金総額は3830万㌦(約40億円)。ここまでバルセロナ・オープン優勝などで賞金185万3999ドル(約1億9000万円)を稼ぎ、スポンサー契約料を合わせれば10億円超えも。

【女性】2011年から元新体操のフェアリージャパン、坪井保菜美さん(25)と交際中。テニス界でも公認の仲として知られている。両親にも紹介済みで結婚もカウントダウンとみられる。

【エトセトラ】記者会見でも完璧な英語を披露し、言葉の壁はない。あいだみつおが好きで「一生燃焼」という言葉が支えになっている。