新型コロナウイルスの影響で大揺れのテニスの全豪オープン(2月8日開幕)で、新たに女子世界ランク67位のポーラ・バドサ・ジベール(23=スペイン)に陽性反応が出たことが判明した。バドサ・ジベールは自身のツイッターで「いくつか悪いニュースがある」と隔離7日目の検査結果が陽性だったことを明かした。すでに医療ホテルへ移っており「具合が良くなく、いくつかの症状があります。医師の指示に従い、早く回復できるよう努めます」と報告。数時間後には「以前、一夜にして(隔離)ルールが変わったことを話しましたが、私たちを取り巻く悲しい状況は理解しています。検疫隔離と感染予防は大事。みなさんごめんなさい。ステイ・セーフ」とつづり、絵文字で「オーストラリアを愛しています」と続けた。

 バドサ・ジベールは大会が用意したチャーター機で陽性者が発覚し、厳しい完全隔離措置を受けている72人の一人。オーストラリアメディアは「当初は不平を漏らしていたが、陽性になり謝った」と報じた。