【テニス】トップ3を撃破! メドベージェフが〝大物食い〟でATPファイナル初制覇

2020年11月23日 12時02分

ATPファイナルを初制覇したメドベージェフ(ロイター)

【英国・ロンドン22日(日本時間23日)発】男子テニスの年間成績上位8人による今季ツアー最終戦、日東電工ATPファイナル決勝が行われ、世界ランキング4位のダニル・メドベージェフ(24=ロシア)が同3位のドミニク・ティエム(27=オーストリア)に4―6、7―6(7―2)、6―4で逆転勝ちし、初制覇を飾った。

 価値ある優勝だった。メドベージェフは大会4日目(リーグ戦)に世界1位のノバク・ジョコビッチ(33=セルビア)をストレートで撃破。前日の準決勝では同2位ラファエル・ナダル(34=スペイン)を破り、この日の決勝で同3位のティエムを倒した。2009年の大会創設以来、トップ3をすべて破って優勝したのは初めて。究極の下克上V、大物食いVとなった。

 試合後、メドベージェフは「なんという試合でしょう。私の最高の勝利の1つです。2時間42分、驚くべき選手に対して3セットで勝てるなんて」と喜んだ。

 新型コロナウイルス禍で前例のないシーズンとなった2020年。メドベージェフは昨年の躍進から一転し、決勝にすら一度も進めないまま11月を迎えていた。しかし、マスターズ・パリ大会で今季初Vを達成。勢いそのままにファイナルも制し、10連勝でシーズンを締めくくる有終の美を飾った。