【テニス】錦織はデ杯控えメンバー ヒジの痛み消失も「体調面がMAXではない」

2020年03月05日 14時07分

錦織圭と岩渕聡監督(右)

 男子テニス国別対抗戦「デビス杯」の予選エクアドル戦(6日開幕、兵庫・三木市のブルボンビーンズドーム)のドロー抽選会が5日、神戸市内で行われ、実戦復帰の可能性もあった世界ランキング31位のエース・錦織圭(30=日清食品)がエントリーから外れ、控えメンバーに回った。

 錦織は右ヒジの故障で昨年8月の全米オープン3回戦敗退を最後にツアー大会を欠場。10月に右ヒジの骨棘(こっきょく)を取り除く手術を受け、その後はリハビリを続けてきた。当初は今年1月の全豪オープンを目指してきたが、いまだ実戦復帰に至っていない。

 会見に姿を見せた錦織は「だいぶヒジの方も治ってきた。痛みもないですし、もうちょっとだと思います」としながらも、控えに回った理由について「体調面がまだMAXではない。自分の体をもうちょっと鍛えて、自信がついてから臨もうとは思っている」と説明した。

 復帰時期については「まだメドは立ってないです。なるべく早く戻ってこれたらいいなっていう感じですね。インディアンウェルズ(11日開幕)はとりあえずやめましたけど。マイアミ(24日開幕)になるかもしれないし、クレーシーズン(4月以降)になるかもしれない。まだ、何とも言えない状況です」と手探り状態のようだ。

 今大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で「無観客試合」として行われるが、錦織復帰の可能性があったためにチケットは完売していた。

 だが、錦織は「出るか、出ないか。盛り上がっているのは勝手に、そっちサイドなので。僕は何も発信していない。どっちかと言うと盛り上がっているのはメディア側って感じです。ありがとうございました!」と笑顔で語り、会場の笑いを誘った。

 なお、両日ともシングルス各2試合は内山靖崇(27=北日本物産)、添田豪(35=GODAI)、7日のダブルスは内山とマクラクラン勉(27)組がエントリーされた。7日に関してはルール上、メンバー変更の可能性はある。

 錦織は「明日(6日)はないですけど、明後日(7日)は出る可能性もあるので何とも言えないですけど」と含みを持たせたが、岩渕聡監督(44)は「他の選手のコンディションはいいですので、可能性はゼロではないですが、高くはないと思います」と語った。