【ブリスベン国際】大坂なおみ 激闘の末にプリスコバに敗れ決勝進出ならず

2020年01月11日 18時53分

【オーストラリア・ブリスベン11日発】女子テニスのブリスベン国際シングルス準決勝で、世界ランキング4位の大坂なおみ(22=日清食品)は同2位のカロリナ・プリスコバ(27=チェコ)に7―6(12―10)、6―7(3―7)、2―6と大激戦の末に敗れ、決勝進出を逃した。

 ランク上位同士の一戦は序盤からがっぷり四つ。互いに第1サーブが安定し、ともにサービスゲームで主導権を握る展開が続いた。4―4から第9、第10ゲームは連続でデュースとなったがキープ合戦は継続し、6―6のタイブレークに突入。先に大坂がミニブレークを奪い、直後に4連続ポイントを取られて劣勢に立ったが、すぐに4連続ポイントで奪い返す。互いに一歩も譲らぬこう着状態で11―10までもつれ込んだが、最後は大坂が渾身のミニブレークを果たして死闘となったセットを奪った。

 ベンチで汗をぬぐいながら、新コーチのウィム・フィセッテ氏(39=ベルギー)からアドバイスを受け、戦術面を綿密に確認。迎えた第2セットも前のセット同様、激しい攻防となった。互いにキープを続けたまま5―5となったが、第11ゲームで大坂が初ブレーク。サービングフォーザマッチ(SFM=サービスゲームをキープすれば勝利)の第12ゲームは、マッチポイントまで追い詰めながらプリスコバの粘りに遭って、またもやタイブレークに突入した。今度は先にミニブレークされ、流れは一方的。3―7で第2セットを落としてしまった。

 ファイナルセットは第1ゲームでブレークされる嫌な流れとなり、1―3となったところでフィセッテ氏がコートに登場。タオルを頭からすっぽりかぶって言葉に耳をかたむけた大坂だったが、表情はすぐれない。第7ゲームもブレークされて2―5と崖っ縁に立たされ、プリスコバのSFMとなる第8ゲームはマッチポイントに追い詰められながら何度も粘ったが、最後は力及ばず前年覇者の底力に屈した。

 昨年の全米オープン後から続く連勝は「14」でストップした大坂。しっかり切り替えて連覇がかかる20日開幕の4大大会第1弾・全豪オープンに臨む。