【全仏OP】錦織5年連続2回戦進出 2時間切り大きな1勝

2019年05月27日 16時30分

錦織は圧勝で2回戦に進出した(ロイター)

【フランス・パリ26日発】次につながる大きな1勝だ。テニスの全仏オープン男子シングルス1回戦で、世界ランキング7位の錦織圭(29=日清食品)が同153位のカンタン・アリス(22=フランス)と初対戦し、6―2、6―3、6―4で勝利。5年連続で2回戦進出を決めた。

 序盤からサーブが安定し、持ち前のストロークも冴え渡った。地元選手のアリスがポイントを取るたびに大歓声が沸く“アウェー状態”でも、ドロップショットなどの小技を交えて完勝した。錦織は「1、2セット目は完璧。3セット目はてこずったが、守りだけにならないよう意識してプレーできた」と振り返った。

 何より大きいのは1時間59分という試合時間だ。粘り強いラリーが身上の錦織は試合が長引くことが多い。1月の全豪オープンでは、5時間超えの4回戦を含む合計13時間47分、フルセット3試合の激戦続きで体力を消耗。準々決勝は右太ももを痛め、わずか52分で棄権した。

 この先の戦いを考えると、初戦を2時間未満で終えたのは「1勝」以上の価値があったと言える。錦織は2回戦(29日予定)で、世界85位のジョーウィルフリード・ツォンガ(34=フランス)、同96位のペーター・ゴヨフチク(29=ドイツ)の勝者と対戦する。