【全仏OP】錦織圭 ストレート勝ちで2回戦へ「1、2セット目は完璧」

2019年05月26日 23時10分

2回戦進出を決めた錦織圭(ロイター)

【フランス・パリ26日発】テニスの全仏オープン男子シングルス1回戦で、世界ランキング7位の錦織圭(29=日清食品)が同153位のカンタン・アリス(22=フランス)と初対戦し、6―2、6―3、6―4のストレートで勝利した。

 4大大会のクレー(赤土)コート最高峰の大会。その開幕日に初戦が組まれた錦織は、かねて「クレーは楽しくて好き」と語っているように序盤から躍動した。

 第1セットは時速200キロを超えるアリスの高速サーブに対し、やや後方に下がって冷静に対処。第1、3ゲームをブレークする幸先いいスタートを切った。4―0と大きくリードした錦織は、地元選手のアリスがポイントを取るたびに大歓声が沸く“アウェー状態”の中、その後もサービスゲームをキープして6―2でセットを奪った。

 第2セットもファーストゲームをブレークし、早くも勝利を確信したのか力強くガッツポーズ。ストロークがさえ渡り、ドロップショットなどの小技も交えて相手に隙を与えず、このセットを6―3で制した。

 第3セットはファーストゲームでブレークを許して0―2とリードされたが、その後は粘り強くサービスゲームをキープ、ブレークバックを繰り返した。次第に疲れを見せ、息遣いも荒くなったが、5―4で迎えた第10ゲームをブレーク。このセットを6―4でモノにして圧勝した。

 試合後は「1、2セット目は完璧でした。相手のミスもあったけど自分もいいプレーができた」と自己採点。第3セットで攻め込まれるシーンもあったが「なるべく重いボールを打って攻められないようにした。守りだけにならないことを意識し、いい形で前に入って打てたり、相手の浅いボールを逃さずプレーできた」と振り返った。長い戦いを考えると、初戦をストレートで勝ったことは後々、効いてくるだろう。

 29日の2回戦では世界85位のジョーウィルフリード・ツォンガ(34=フランス)、同96位のペーター・ゴヨフチク(29=ドイツ)の勝者と対戦予定。「しっかり休んで試合に臨みたい」と充実の表情で先を見据えた。