【マドリードOP】錦織圭 苦しみながら3回戦進出「ミスが相次いだ」

2019年05月08日 21時36分

3回戦に進出した錦織(ロイター)

【スペイン・マドリード8日発】テニスのマドリード・オープン男子シングルス2回戦で、世界ランキング7位の錦織圭(29=日清食品)が同109位ウーゴ・デリエン(25=ボリビア)を7―5、7―5で下し、2年ぶりの3回戦進出を決めた。

 いきなりファーストゲームをブレークした第1セットは、随所にネットプレーなどを仕掛けて5―1とリードしたが、ここから信じられない猛攻に遭う。第8、10ゲームでブレークを許すなど4ゲーム連取され、5―5と並ばれてしまう。第11ゲームは40―0からデュースに持ち込まれ、実に8回目のゲームポイントを奪ってブレークに成功。続く第12ゲームを何とか制して第1セットを奪取したが、この時点で約1時間も要してしまった。

 第2セットは序盤から互いにキープを続けた。錦織は第5、7ゲームで何度もブレークポイントを得るが、いずれもチャンスを逃してしまう。一進一退のまま4―4で迎えた第9ゲーム、ついにブレークに成功したが、続く第10ゲームでブレークバックされ、第1セットに続き5―5となった。第11ゲームでまたもブレークした錦織は、第12ゲームをラブゲームで奪い、辛くも勝利を収めた。

 試合後は「すごくタフな試合でした。リードしたときにミスが相次いだ。(デリエンとは)初対戦だったけど、彼のサーブが良かったので、なかなかリターンを返せなかったのが苦しかった」と振り返った。

 今大会は「試合に慣れるため」という理由で、ファンマルティン・デルポトロ(30=アルゼンチン)と初ペアを結成してダブルスにもエントリー。今後はシングルスも連戦となるだけに、体力面を考えてスッキリと勝ちたかったところ。伏兵に思わぬ苦戦を強いられたことが、どう影響するだろうか。