【バルセロナOP】錦織決勝進出ならずも全仏OPへ光明

2019年04月28日 16時30分

激しい打ち合いに敗れた錦織はガックリ(AP)

【スペイン・バルセロナ27日発】男子テニスのバルセロナ・オープンのシングルス準決勝で、世界ランキング7位の錦織圭(29=日清食品)が同14位のダニル・メドベージェフ(23=ロシア)に4―6、6―3、5―7で敗れ決勝進出を逃した。

 2014、15年大会を2連覇した得意のクレー(赤土)コートの試合だったが、第1セットから今季好調のメドベージェフと激しいストローク戦を展開。錦織は攻撃のチャンスを見いだせない中で、持ち味のしぶといプレーを見せて第3セットに持ち込んだ。

 第1ゲーム、錦織はラリーで打ち勝ってブレークに成功。すると、メドベージェフはラケットをコートに叩きつけて破壊するほど怒りをあらわにした。これでメンタルが乱れると見られたが、メドベージェフは冷静に鋭いショットを繰り出してブレークバック。錦織は第12ゲームでもサーブを破られ、あと一歩のところで強敵に屈した。

 錦織も「数ポイントの差だった。勝つチャンスはあっただけにちょっと悔しい」と残念がった。それでも、2大会連続初戦敗退から復調を証明しただけに「今週はいい試合が多かった。自信にはなった」。クレーコートの4大大会、全仏オープンに向けて光明が見えてきたのは確かだろう。

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