マイアミOP明暗 大坂コート外騒動振り払い初戦勝利も錦織まさかの初戦2回戦で敗退

2019年03月23日 12時01分

パワフルなショットで勝ち上がった大坂(ロイター=USA Today Sports)

【フロリダ州マイアミ22日(日本時間23日)発】日本の男女エースの明暗が分かれた。テニスのマイアミ・オープン女子シングルスで第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)は初戦の2回戦で世界ランキング141位のヤニナ・ウィックマイヤー(29=ベルギー)を6―0、6―7、6―1で下した。23日(同24日)の3回戦で第27シードの謝淑薇(33=台湾)と対戦する。

 大坂は第1セットからエンジン全開で、相手に1ゲームも許さずに6ゲームを連取。第2セットは相手の粘りでタイブレークに持ち込まれ、最後はミスで失ったが「第2セットは勝ちを意識して少し感情的になってしまった。第3セットに入る前に落ち着くよう心掛けた」。気持ちを立て直した最終セットは再び相手を圧倒して初戦を突破した。今大会前、13歳のころに指導を受けたとされるクリストフ・ジーン氏からコーチ料を受け取っていないと訴えられ、コート外が騒がしかった。大坂自身は「何も話せない」としていただけにプレーに影響が出ることも懸念されたが、ひとまず不安を払拭した。

 一方、男子シングルスで第5シードの錦織圭(29=日清食品)は初戦の2回戦で世界44位のドゥシャン・ラヨビッチ(28=セルビア)に6―2、2―6、3―6でまさかの敗戦。第1セットは2つのブレークを奪って圧倒したが、第2セットから第1サーブが入らなくなり、ベースラインから前に出て打ち合ってきた相手に対応できなくなった。このセットを落とすと、最終セットも先にブレークを許してそのまま終戦。「自分も悪いテニスではなかったが、ベストのプレーではなかった」と肩を落とした。

 2回戦敗退は2011年大会以来。不本意な形で全仏オープンに向けたクレー(赤土)シーズンに突入する。

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