【BNPパリバOP】大坂なおみ 負けてもポジティブ 「前向きにプレーはできた」

2019年03月14日 11時30分

大坂は4回戦敗退に終わったが、試合後は冷静だった(ロイター=USA TODAY Sports)

【カリフォルニア州インディアンウェルズ12日(日本時間13日)発】負けても一歩前進だ。テニスのBNPパリバ・オープン女子シングルス4回戦で世界ランキング1位の前年覇者・大坂なおみ(21=日清食品)は同23位のベリンダ・ベンチッチ(22=スイス)に3―6、1―6のストレート負け。連覇を狙ったが、ベスト16で姿を消した。

 それでも暗いムードは一切ない。まず世界1位を守ったことが精神的にプラスだ。大会後に昨年の優勝ポイント1000点が失効するため、戦前の自力死守条件は優勝。しかし、2位シモナ・ハレプ(27=ルーマニア)、3位ペトラ・クビトバ(29=チェコ)、4位スローン・スティーブンス(25=米国)が揃って8強には届いていないため、世界1位をキープすることが決まっている。

 さらに試合後の大坂は「スコアだけ見ると落胆する結果だけど、ベストは尽くしたし後悔はない。前向きにプレーはできた」とかなりポジティブだ。敗れはしたが、今後のカギを握る新コーチのジャーメーン・ジェンキンス氏(34=米国)とのコミュニケーションも抜群。4回戦で2度もコートに呼んで助言を求め、劣勢な展開で「私の人生へようこそ」と冗談を飛ばすシーンもあった。

 正式コーチ不在で臨んだ先月のドバイ選手権では初戦で敗れて涙。「自分の立ち位置がまだ、よく分かっていない」と弱音を吐いたが、今は「女王」の貫禄を完全に取り戻している。

 次戦は19日開幕のマイアミ・オープンの予定。昨年は2回戦敗退のため失効ポイントは少なく、勝ち進むごとにポイントアップするのは大きなモチベーションとなるだろう。

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