テニスの全豪オープン女子シングルス26日の決勝で初対戦となる世界ランキング4位の大坂なおみ(21=日清食品)と同6位のペトラ・クビトバ(28=チェコ)だが、ブックメーカーの見立ては「クビトバ優勢」だ。

 決勝での平均オッズを公表している統合比較サイト「オッズチェッカー」によると25日午前9時の時点で「クビトバ勝利」が1・7倍前後で「大坂勝利」は2・1倍前後となっている。英大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」でクビトバ1・73倍、大坂2・1倍となっているのを始め、全てのメーカーでクビトバが優勝する確率が高いと予想されている。

 とはいえ、昨年の全米では女王セリーナ・ウィリアムズ(37=米国)の1・36倍に対して、3・25倍をつけられていた大坂は見事に予想をはね返して優勝した。再び下馬評を覆して頂点に立つことができるか。