テニスの世界ランキングが15日更新され、男子の錦織圭(28=日清食品)は12位から11位に上昇した。女子の大坂なおみ(20=同)は4位と変わらず。1位は男子がラファエル・ナダル(32=スペイン)、女子がシモナ・ハレプ(27=ルーマニア)。

 錦織は上海マスターズで同2位ロジャー・フェデラー(37=スイス)に敗れ、ベスト8止まりだったが、ポイントを積み重ねた。

 また、年間ランキングは10位から9位に上がり、年間成績上位8人が資格を得るATPツアー・ファイナル(11月11日開幕、英国・ロンドン)出場を射程圏に捉えた。

 なお、米テニスメディア「テニス・ナウ」によると、同3位につけていたフアンマルティン・デルポトロ(30=アルゼンチン)が上海マスターズで右膝蓋骨を骨折。デルポトロは「私はとても悲しい。もう一度回復について考えるのはとても難しいし、これが起こるとは思っていなかった」とコメントし、ATPツアー・ファイナル出場は困難になった。