「全米OPダブル8強」の快挙 日清食品に錦織&大坂特需

2018年09月05日 16時30分

昨年11月、日清の記者発表に出席した大坂(左)と錦織

 全米オープンテニスで日本勢として23年ぶりに4大大会シングルスでの男女アベック8強入りを遂げた錦織圭(28)と大坂なおみ(20)の快進撃に、両選手が所属する日清食品が沸いている。

 日清の看板商品の一つであるカップヌードルは18日に発売から47周年を迎える。1995年ウィンブルドンの松岡修造、伊達公子以来となるグランドスラム大会の日本男女8強進出が決まっていなかった3日、同商品のツイッターから錦織と大坂に「HUNGRY TO WIN 世界に食ってかかれ」とメッセージが発せられた。

 それに応えるかのように2人は日本時間4日、4回戦に揃って勝利。錦織には2014年以来となる全米での決勝進出と初優勝、大坂には4強以上への期待がかかる。

 8月25日に別の代表的商品・チキンラーメンが誕生60周年を迎えたばかりの日清にとって、節目の時期に両選手が大健闘していることは、格好の盛り上げ材料。今大会が現地時間27日に開幕した当時は終値で7100円台だった日清食品ホールディングスの株価は7000円台に下がったが、アベック8強が決まった4日の終値は前日比20円高の7090円に。7100円台回復をうかがっている。

 日清にはさらなるPR機会が待っている。10月1日開始のNHK連続テレビ小説「まんぷく」は同社の創業者・故安藤百福氏の妻がモデル。安藤氏はチキンラーメン生みの親として知られ、ドラマでは安藤夫妻の知られざる物語が描かれる。錦織と大坂のダブル全米席巻は、ドラマへの注目度を高めることにもつながりうる。

 大坂については5月、カップヌードルのCM映像で「大坂半端ないって 篇」が放送され、話題を呼んだ。言わずと知れたサッカーW杯代表・大迫勇也にちなんだもの。7月時点で約95万回だったユーチューブでの再生回数は、現在109万回に。今後の展開次第ではアクセス急増もありそうだ。

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