【全仏OP】錦織圭 フルセットの末にペール下し3回戦へ

2018年05月31日 01時38分

3回戦進出の錦織圭(ロイター)

【フランス・パリ30日(日本時間31日)発】テニスの全仏オープン男子シングルス2回戦で、世界ランキング21位の錦織圭(28=日清食品)は同51位の“天敵”ブノワ・ペール(29=フランス)を6―3、2―6、4―6、6―2、6―3のフルセットで下し、3回戦に進出した。

 ペールには過去3勝2敗と接戦で、2015年全米オープンでは初戦で土をつけられた因縁の相手だ。とはいえ、2敗はいずれもハードコートでのもの。クレー(赤土)では錦織が2戦2勝だ。

 第1セット、錦織は2つのブレークに成功。第1サーブの確率はペールの33%に対し、60%と大きく上回る。

 第2セットは逆にペールが連続ブレーク。ドロップショットを面白いように決められる。試合は振り出しに戻った。

 第3セットもペールの勢いは止まらない。錦織は第5ゲーム、ラリー戦でも押されてブレークされる。第10ゲームはイライラがたまってラケットを叩きつけるのをなんとかこらえた。

 追い込まれた第4セット、集中力を取り戻した錦織に対し、ペールはダブルフォールトが目立って自滅する。

 勝負は最終セットへ。観客が地元のペールを応援し、ウエーブも起こる。完全アウェーの中、錦織は第6ゲームを奪ってリード。続くゲームでブレークバックを許すと、場内は立ち上がってペールに拍手だ。

 錦織の踏ん張りはここから。第8ゲームをさらにブレーク。第9ゲームは4度のブレークポイントをしのぎ、辛くも勝利を手にした。

 全仏では15年、16年と連続でフランス勢に敗れている錦織は嫌なイメージも断ち切った。

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