【卓球】“天才少年”張本に王者の課題

2018年03月05日 16時30分

水谷(右)にリベンジを許した張本

 2020年東京五輪の卓球男子で金メダルを狙う“天才少年”張本智和(14=エリートアカデミー)に王者としての課題が見つかった。

 ジャパントップ12大会(3日、東京・駒沢)男子シングルス決勝で、張本は日本のエース水谷隼(28=木下グループ)に敗戦。昨年の世界選手権、1月の全日本選手権で水谷に連勝したが、日本男子の第一人者にリベンジを許した。

 張本は「フォアハンドを攻められたときや台上でミスがあった。まだまだ練習不足」と反省。日本男子の倉嶋洋介監督(41)は「国際大会の経験を積んだことで、土壇場でも冷静でいられる」と精神面の成長を評価した上で「焦りが出たところを突かれた。簡単なミスの差もあった」と指摘。今後に向けて、日本王者になったことで「相手から向かってこられることも増える。そういうときに受け身になるのか、思い切れるか」と課題を挙げた。

 次戦は6日開幕のワールドツアー・カタール大会。天才少年は「すぐにこの悔しさをぶつける」と敗戦をバネに、さらなる進化を誓った。