卓球の世界ジュニア選手権(26日開幕、イタリア)を右肩痛のため欠場した張本智和(14=エリートアカデミー)が21日、羽田空港に帰国した。

 10月の国内合宿時にすでに痛みがあり、スウェーデンオープン男子シングルス2回戦(17日)で敗退後、日本卓球協会首脳陣と相談し欠場を決めた。現在は「ぎりぎりドライブを振れるか振れないかぐらいの痛み」で、国内で精密検査を受ける。

 今後は12月のワールドツアー・グランドファイナル(12月14日開幕、カザフスタン)出場を目指す。「痛みがずっと続いているのは初めて。しっかり治したい」と話した。