【卓球全日本】東京の星「みうみま」明暗 伊藤美誠まさかの敗退のワケは

2017年01月21日 16時30分

 2020年東京五輪“期待の星”が明暗を分けた。卓球の全日本選手権5日目(20日、東京体育館)、女子シングルスでリオデジャネイロ五輪女子団体銅メダルの伊藤美誠(16=スターツ)が5回戦で姿を消した。伊藤とともに若手の顔“みうみま”として注目の平野美宇(16=エリートアカデミー)は4連覇を目指す石川佳純(23=全農)とともに順当にベスト8入りした。

「打倒・石川」を掲げた2人は、優勝を目指しシングルス一本に絞って参戦。8強入りの平野は「当たると決まってから練習した成果が出た」と序盤戦で戦う選手の対策も講じた一方、敗れた伊藤は「石川さんや(平野)美宇ちゃんたちの対策はしっかりやってきたが、上を見すぎたのかもしれない」と話し、上位進出を想定した準備について反省した。

 過去4度の優勝を誇る石川ですら「全日本は期待通り勝つ難しさがある。メンタルの強さが問われる」という。世界トップクラスの実力を持つ伊藤も“国内では勝って当たり前”のワナにはまったようだ。

 リオ五輪では伊藤が団体戦に出場し、平野は控えに回った。しかし昨年10月の女子W杯で平野が史上最年少優勝を果たすなど大奮闘。世界ランキングも8位の伊藤に対し、9位に迫る。自他共に認める親友でライバルの2人。今大会では明暗が分かれたものの、東京五輪に向け切磋琢磨が続く。