いきなり快挙達成だ。卓球のWTTコンテンダー・チュニス4日目(5日、チュニジア・チュニス)、混合ダブルス決勝が行われ、張本智和(19=IMG)、張本美和(14=木下アカデミー)組が馮翊新、陳思羽(台湾)組を3―2で下し、優勝を果たした。

 公式戦初結成の張本組が、最高のスタートを切った。中国ペアを撃破するなど、強敵相手にもひるまずプレー。決勝では第1ゲームを落とすも、第2ゲームをすぐさま奪い返す。2―2で迎えた第5ゲームは、要所で兄・智和が好打を決め、勝利を引き寄せた。

 智和は自身のインスタグラムのストーリー機能を更新。「混合ダブルス優勝しました。美和本当にありがとう、とても強かったです」と感謝の言葉をつづった。パリ五輪までは約2年。日本卓球界初となる兄・妹出場へ、最高のパートナーとお互いを高め合う。