中国打破見えた!卓球日本女子の6年計画順調

2014年05月08日 09時00分

中国に敗れインタビューで涙ぐむ石川

 2020年東京五輪を控え、卓球の日本女子が中国打破へジワリジワリと近づいている。

 JA全農世界選手権団体戦で日本女子は31年ぶりに決勝(5日)に進出したものの、中国に0―3で完敗。ロンドン五輪と同じ銀メダルだった。16年リオ五輪でリベンジといきたいところだが、リオまではわずか2年しかない。「正直、2年後に中国に追いつき追い越すのは難しいかもしれない。でも、差をつめていけばチャンスはある」(村上恭和監督)

 だが、20年東京五輪でのもくろみは違う。村上監督は「ロンドン五輪が終わった直後に、私は言ったんですよ。20年五輪で日本は中国に勝つと。そのための計画も進んでいるんです」と明かす。

 現在、日本卓球界は東京五輪に向け、若手選手の強化にまい進中だ。「中国の若手より先に、海外の試合にどんどん出して国際経験を積ませている」(同監督)。その結果、中学生コンビの平野美宇(14=エリートアカデミー)、伊藤美誠(13=スターツ)組は国際大会のダブルスで優勝するなど実力が急上昇している。他にも世界ランキングで上位に食い込む若手が増えてきた。

 さらに今大会、福原愛(25=ANA)をケガで欠くなか、エースとして踏ん張った石川佳純(21=全農)は東京五輪で27歳と円熟期を迎える。すでに「東京五輪で主軸になる」と言われている中国の若手選手に勝利しており、6年後は決して歯が立たない相手ではないという。

 もちろんリオで実を結ぶことがベストだが、あくまで狙いは東京での打倒・中国。6年がかりの長期計画で中国を王座から引きずり降ろす構えだ。