卓球の全日本選手権第5日(15日、丸善インテックアリーナ大阪)、女子シングルス5回戦は、東京五輪代表の平野美宇(20=日本生命)が、高校2年の宮沢柚花里(四天王寺高)を4―0(11―9、11―5、11―7、11―7)で破り「鬼門」を突破した。

 過去2年は5回戦で敗退し、同代表の伊藤美誠(20=スターツ)、石川佳純(27=全農)らトップ選手の中で早々と姿を消していた。しかし、今大会は本来の勝負強さを発揮して〝全日本アレルギー〟を克服しつつある。

 なお、伊藤と石川はストレート勝利で5回戦を制し、ベスト16に進出した。