卓球の女子団体で東京五輪代表に内定している平野美宇(20=日本生命)が新成人としての抱負を約1分間の動画にまとめ、故郷・山梨県中央市のホームページ上に公開した。

 本来であれば、東京五輪終了後に成人式を迎えていたはずだったが、新型コロナウイルス禍の影響で1年延期となった。さらに、日常生活も大きく変化したことから「この1年は新型コロナウイルスの影響で練習や試合ができないなど、環境が大きく変わりました」と胸中を吐露した。

 ただ、気づいたこともあったといい「そのような中、卓球ができる喜びを感じるとともに、たくさんの方から応援の言葉をいただき感謝の気持ちでいっぱいです」と謝辞を述べた。

 約半年後に迫った東京五輪に向けては「私は団体戦の代表として戦います。同い年であるみなさんに勇気や感動を与えられるような戦いをし、必ず金メダルを勝ち取りたいと思います」と決意を述べた。

 最後には「これから楽しいこと、辛いこと、いろんなことがあるとは思いますが、常に前向きに夢に向かって一緒に頑張っていきましょう」と同郷の新成人たちにエールを送った。