
国際卓球連盟(ITTF)は22日、世界選手権団体戦(来年2月28日開幕、韓国・釜山)を中止することを発表した。韓国で新型コロナウイルスの感染状況が再び悪化し、世界各地でも感染拡大が問題となっていることを考慮。第2次世界大戦以来、初の中止という重い決断を下した。
当初、今年3月に予定されていた同大会はこれまで3度延期となり、開催実現を模索してきた。しかし、東京五輪を含む大会との日程調整は困難で、〝四度目の正直〟とはならなかった。
同大会は五輪男子代表の張本智和(17=木下グループ)、丹羽孝希(26=スヴェンソン)、水谷隼(31=木下グループ)、同女子代表の伊藤美誠(20=スターツ)、石川佳純(27=全農)、平野美宇(20=日本生命)らが出場し、〝五輪前哨戦〟として注目されていた。
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