卓球の新設大会「ITTFファイナル」が19日、中国・鄭州で開幕。東京五輪女子日本代表で世界ランキング9位の石川佳純(27=全農)は、1回戦で同23位の徐孝元(33=韓国)に1―4で敗れ、初戦敗退となった。

 前週のW杯での対戦では、石川がストレート勝ち。国際大会での対戦成績は石川の12勝3敗で、最近は10連勝中と守備重視のカットマン攻略は手慣れたはずだった。だが、この日は要所で強打を打ち込まれる展開。第1ゲームは6連続ポイントで追い上げながらも、最後は相手の仕掛けに対応できずに8―11で失った。

 第2ゲームこそ11―3で奪ったものの、第3セット以降はサーブ、レシーブでのミスも目立ち、競り負け。まさかの結果に表情は硬いままだった。