【卓球】張本智和 8か月ぶり国際大会へ「素振り」「動画」「豚骨ラーメン」の〝3大秘策〟

2020年10月25日 16時05分

リモートで取材に応じた張本

 卓球の東京五輪代表・張本智和(17=木下グループ)が25日、リモート取材に応じ、男子W杯(11月13~15日)、ITTFファイナル(同19~22日、いずれも中国)に向けて出発前の心境を語った。

 開口一番、張本は「いよいよ待ちに待った試合。楽しみな気持ちが一番大きいです」と言い切った。新型コロナウイルス禍で過ごした約8か月間は、卓球人生で初めて経験することばかり。宮城・仙台市の実家では家族と食卓を囲み、昔の試合の話をしながら「あそこがダメだったなって気づいた」。普段は見ないドラマや映画を鑑賞することもプラスになった。「すごく悲しい気持ち、楽しい気持ちになれた。試合があるとなかなか激しい気持ちの変化はつけなくないので」。その一方で、自分の過去の試合の映像も見返した。体の軸の使い方、足のステップの踏み方を強化するためにボクシングの練習も取り入れ、技術面ではバックハンドを強化。威力を出し、クロスとストレートを打ち分け、さらに相手に余裕を与えず連続して打ち続けることを心掛けた。今では「ここまでの卓球人生でもトップのバックハンドを打てる自信がある」と胸を張っている。充実の時を過ごし「些細なことが卓球の経験につながった」と以前に増してハツラツとしている。

 そんな中で出場する国際大会。すでに内定している東京五輪シード権もかかる。今回は「8日間の隔離」という措置が取られるが、その対策も盤石だ。「ホテルの部屋から一歩も出られないので、素振りだったり、映像を見ることが大事。8日間でしっかり素振りしてフォームを忘れないようにしたい」。このイメトレーに加えて息抜きも忘れない。普段からカップ麺を遠征に持って行く張本は「今回は特においしそうな、こだわりのトンコツ系のカップラーメンを持って行くことにしました」と〝秘策〟を口にした。

 決戦へ向けて「去年取れなかった金メダルを取れるように頑張りたい」と意気揚々。進化した17歳に注目したい。