卓球Tリーグの星野一朗理事長(65)が4日、19―20年シーズンを11月17日に開幕することを発表した。

 この日の理事会後、オンラインで報道陣の取材に応じ、開幕カードは男子が木下―琉球、女子は日本生命―木下となったことを明かした。いずれも中止となった昨季のプレーオフファイナルの組み合わせで、開幕戦の開始時間や全試合のスケジュールは後日発表するという。

 当初の予定通り年内は「リモートマッチ(無観客形式)」で実施する。Bリーグなど他のプロリーグは有観客で開催しているが、星野氏は「やっぱりコロナウイルスの感染拡大がどうなるか不明瞭というか、先行きが分からないところもある。1月以降については今後の状況、様子を見ながらそう時間をかけずに決めていきたいと考えている」。試合は昨季に続きアマゾンプライムビデオとdTVチャンネルでの配信を予定している。

 また、14日の「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」について、星野氏は「代表選手もTリーグ選手もこんなに試合しなかったことはないんじゃないかというくらい試合をやっていないと思う」とした上で「精いっぱい試合をやってほしい」と期待した。