石川佳純が明かした複雑胸中…オンライン卓球教室に出席

2020年08月03日 14時00分

オンラインで小学生の質問に答えた石川(全農、シスコシステムズ提供)

【どうなる?東京五輪パラリンピック(91)】卓球女子で東京五輪代表の石川佳純(27=全農)が、新型コロナウイルス禍で来夏に延期となった五輪について複雑な胸中を抱いている。

 本来であれば、この時期は大会の真っ最中で、石川はシングルスや団体戦で注目を浴びていたはず。目に見えない敵によってスポーツの祭典は1年後に“お預け”となったが「モチベーションは落ちていない」という。

 昨年は代表選考レースとなる試合が続き、技術練習に時間を割くことができなかった。それでも延期によって時間ができたことが、自身の伸びしろにつながるとプラスにとらえた。

「例えば1か月でこの技術をマスターしようとか、今週はここを意識してやろうとか、一つひとつのことに集中してできている」

 肝心の五輪については開催自体が不透明な状況で、世論調査などでは中止を求める声も少なくない。これにはアスリートの意見も尊重されるべきだが、石川は「すごく難しい」と言葉を選びつつ、思いを打ち明けた。

「選手としては東京五輪出場に全てを懸けてきたのでプレーしたい。でも、世の中の大変な状況も理解している。自分にはどうすることもできないし、決めることはできないので、練習を積み重ねて(自分に)できる準備をしたいと思う。(本番で)100%の力を出せるように、後悔のないようにやるしかない」

 2日はオンライン卓球教室に出席し「いろんな人と交流することができてうれしかった。逆に元気をもらう機会になった」。本番に思いをはせる卓球界のヒロインは歩みを止めるつもりはない。