卓球Tリーグは28日、リモートマッチ(無観客)で9月14日に開催する「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」に五輪代表の石川佳純(27=全農)、平野美宇(20=日本生命)の2選手が新たに参戦することを発表した。

 石川は「日本の卓球界もこのイベントを起点に一歩ずつ、また前に進んでいく象徴的な出来事になると思っています。そのようなイベントにお声がけいただいたことはとても光栄ですし、リモートではありますが、卓球ファンの皆さんの前で試合ができるのは選手として、とてもありがたいことです。皆さん、楽しみにしていてください!」とコメント。

 一方、平野も「久しぶりに皆様の前でプレーできますことをとても楽しみにしております。この困難な状況の中ですが、一人でも多くの方にご覧いただき、微力ながら卓球を通じて皆様が元気になっていただけるよう全力でプレーいたします。ご声援のほどどうぞよろしくお願いいたします」と喜びの声を伝えた。

 今大会は国内トップ選手による男女の垣根を超えた祭典。今月14日に運営費の一部をクラウドファンディングで募ったところ、わずか5時間で目標金額300万円を突破していた。

 すでに五輪代表の張本智和(17)、水谷隼(31=ともに木下グループ)、丹羽孝希(25=スヴェンソン)、森薗政崇(25=BOBSON)、宇田幸矢(18=明大)、早田ひな(20=日本生命)が参戦を表明している。