卓球Tリーグは26日、リモートマッチ(無観客)で行う「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」の開催日を9月14日と発表した。また、東京五輪に内定している張本智和(17)、水谷隼(31=ともに木下グループ)の参戦も決まった。

 参加を正式に決めた張本は「選出いただき、ありがとうございます。新型コロナウィルス感染拡大により多くの試合が中止となる中で、試合ができる場を設けてくださったこと、またクラウドファンディングを通じて実施に向けてたくさんのご支援をいただいていることに、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメント。さらに「当日は卓球ができる喜びをかみ締めながら、みなさんへの感謝をプレーに変えてお見せして、久しぶりの卓球観戦を楽しんでいただけたらいいなと思います。応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。

 一方、水谷も「参加できること、とても光栄に思います。私に残された競技人生はそう長くはありませんが、日々進化している自分のプレーを、多くの方の心に刻めるように精一杯プレーさせていただきます」と抱負を述べた。

 今大会は国内トップ選手による男女の垣根を超えた祭典。今月14日に運営費の一部をクラウドファンディングで募ったところ、わずか5時間で目標金額300万円を突破していた。

 これまで丹羽孝希(25=スヴェンソン)、森薗政崇(25=BOBSON)、宇田幸矢(18=明大)、早田ひな(20=日本生命)がすでに参戦を表明している。