3か国語操る才色兼備の卓球美少女

2013年11月03日 16時00分

長身で美少女の浜本由惟
長身で美少女の浜本由惟
2020東京五輪 本紙イチ押しヒーロー&ヒロイン

 

 

 天才少女が次々に誕生する日本卓球界では、2020年東京五輪代表入りへ向けてすでに過酷な争いが始まっている。才能あふれる選手が多数いるなか、話題を集めているのが日本オリンピック委員会(JOC)エリートアカデミーの“卓球美少女”浜本由惟(15)だ。

 

 エリートアカデミーはJOCが将来有望な選手を寄宿制で長期育成している。浜本もその一員として学業と両立しながら練習に明け暮れるが「海外遠征の機会をもらえるのがうれしい。五輪や世界選手権を目指すには海外で勝たないといけないですし、世界の方と交流できる」と目を輝かせる。

 

 元バレーボールの実業団選手だった父と、中国人で卓球選手として活躍した母を持つ。幼少期から際立った実力で注目を集めた。また愛らしいルックスから小学生時代は芸能事務所に所属し、美少女モデルとして活躍した。しかも日本語、中国語、英語の3か国が話せる“トライリンガル”。加えて現在の卓球界は世界で長身選手が活躍するだけに、173センチの身長は大きな武器だ。

 

 今は持てるすべての才能を卓球だけに注ぎ込んでいる。強い意志、明確な目標がなければ、アカデミーでの生活は送れない。平日は学校を終えた後に夜9時まで練習。土日も午後2時まで練習があり、門限は6時という厳しい毎日。海外遠征や試合が入れば、休みはないが「五輪を目標にしているので、好きなことができないのは当たり前と思っています。リオ五輪でメダルを取って、東京五輪では金を取ることが目標です」と将来を見据えている。

 

 夢舞台に立つためには国際大会で勝利し、世界ランキングを上げることが必要だ。群雄割拠の日本女子は石川佳純(20=全農)、福原愛(24=ANA)の2強をはじめ、同じ目標を持つライバルは多い。「今(現在世界ランク95位)は先輩方に追いつくスタート地点にすら立っていない。今年中に50位以内に入ってスタート地点に立ちたい」と具体的な目標を設定している。

 

 現在、アカデミーでソウル五輪ダブルス金メダリストで中国出身の偉関晴光氏(51)の指導を受け、精神面でもひと回り強くなった。以前は試合に負ければ寝込むほど落ち込んでいたというが「今は、スーパー前向きな偉関さんに引っ張っていただいて、そんなことはなくなりました」とニッコリ。最高の環境で心身両面で力をつけ、大舞台で輝くつもりだ。

 

 ☆はまもと・ゆい 1998年7月28日生まれ。大阪市出身。5歳から卓球を始める。2006年全日本選手権バンビの部(小2以下)優勝。09年には同ホープスの部(小6以下)を制し、10年には小6で、同カデットの部(中2以下)で優勝した。すみよし長居TCから現在はJOCエリートアカデミー所属。趣味は読書。