【卓球】張本 コロナ禍で「チョレイ!」自粛か

2020年03月16日 16時40分

張本の代名詞でもある掛け声「チョレイ!」も自粛?

 あの選手の“代名詞”も聞けなくなるのか。卓球界でも新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がるばかりだ。

 国際卓球連盟は当初22日に開幕予定だった世界選手権団体戦(韓国・釜山)を延期とし、6月の代替開催を検討。4月21日から同26日に北九州で開催を予定されたワールドツアー・ジャパンオープンも延期した。新型コロナと似たケースとして、2002~03年にSARSが世界各地で確認された。発生源も新型コロナ同様に卓球王国でもある中国だったが、卓球の国際事情に詳しい関係者は「当時、国際大会が中止や延期になったことはなく、無観客開催というのもなかった。このような状況は記憶にない」と指摘した。

 今後も日程が不透明な中、試合が行われたとしても様々な“規制”が生じる可能性がある。その一つが東京五輪男子代表の張本智和(16=木下グループ)が自身を鼓舞する際に発する掛け声「チョレイ!」だ。

 先日のプロ野球とJリーグの「新型コロナウイルス対策連絡会議」ではソフトバンク・松田宣浩内野手(36)の「熱男」、西武・山川穂高内野手(28)の「どすこい」パフォーマンスが感染リスク高に位置付けされた。これらは「両手をメガホン代わりにした大声での声援、応援」に該当するため、両選手は控えることになった。

 ただ、卓球界でも試合前後の握手を取りやめ、選手自らボールを拾いに行くなど感染予防策を取り入れている。張本に限らず得点後の“発声”も自粛を求められるかもしれないというわけだ。前出の関係者も「(コート内外での予防策は)これからどうなるか分からない」と話す。世界中を大混乱に陥れた新型コロナウイルスに現場も困惑しているのは間違いない。