卓球Tリーグ「ファイナル」課題山積 延期決定も中止なら順位決定できず

2020年02月27日 16時40分

Tリーグの松下チェアマンは硬い表情

 3月14日に東京・両国国技館で予定されていた卓球Tリーグの「プレーオフ・ファイナル」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になったことを受け、関係者は“代替プラン”に頭を悩ませている。Tリーグの松下浩二チェアマン(52)は感染拡大が「比較的早く終息した場合」と「予想以上に長期化した場合」を想定し“最低2案”を掲げたが、課題は山積みだ。

 代替開催は秋ごろの2020―21年シーズン開幕前までに実施を検討している。ただ、6000人規模の集客を見込んでいた両国国技館と同規模の会場は、すでに予約で埋まっている可能性がある。さらに松下チェアマンは「露出、スポンサー、ファンのことを考えると関東近辺、東京がメリットは大きいと思う」と話しており、エリアが限定されれば開催は困難を極めることになりそうだ。

 さらに、主催者側は東京五輪後の可能性も選択肢として残している。しかし、開催が後回しになれば選手によっては契約期間満了となるケースも考えられ「それもこれからチームと話をしないといけない」(松下チェアマン)。

 東京五輪代表の張本智和(16=木下グループ)、石川佳純(27=全農)らトップ選手が出場すれば盛り上がることは間違いないが、同チェアマンは「五輪も控えているし、選手に何かあったら大変」とあくまで“アスリートファースト”を最優先する。一方でファイナルが延期ではなく中止となった場合、シーズンの最終順位を決定する規約がないというまさかの事態にも…。

“着地点”はいったいどこになるのか。リーグ創設から2季目のTリーグが思わぬ難題を突きつけられた。